2017-10-17 11:34:00
本日は、先日ご紹介した「SUZUKIヴァイオリン 1/8サイズ」の駒・ナットの調整を行います。
魂柱は、先日既に調整済です。
駒に弦がかなり食い込んでおり、また弦高も少々高めだったため、駒自体の高さや弦の溝の深さを少しずつ削りながら調整していきます。
弦高が高すぎると、演奏時に指に弦が食い込み過ぎて痛くなったり、ハイポジションの音が押さえ辛くなるなどのデメリットが生じます。
また、今回は1/8サイズにしてはナットも高めだったため、そちらも調整しています。
駒の高さのみをいくら調整しても、ナットがそのままの状態ですと、ファースト~サードポジション間の弦高は殆ど改善されず、弾き辛さは改善されないままとなることがありますので、気になる方はぜひナットも調整してみて下さい。
工房フェルマータでも調整の修理を承っておりますので、ぜひお問合せ下さい。
それでは、本日もご覧頂きまして誠にありがとうございました。
皆さま良い一日をお過ごし下さい。